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title: "キャパシティプランニングとは？現状把握から構成評価までの順序【基本情報技術者試験】"
description: "キャパシティプランニングを、現状の処理能力の把握、将来予測、必要なシステム構成の検討、構成案の評価という順序で整理し、FE試験の並べ替え問題で迷わない判断軸を解説します。"
last_modified_at: "2026-08-11"
canonical_url: "https://stemtazoo.github.io/fe/capacity-planning/"
section: "fe"
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## まず結論

**キャパシティプランニング**とは、現在のシステムの処理能力と将来の利用量を確認し、必要なサーバ台数や処理能力などを計画することです。

基本情報技術者試験では、細かな定義よりも、次の順序で整理すると選択肢を切りやすくなります。

```text
現状を把握する
↓
将来を予測する
↓
必要な構成を検討する
↓
構成案を評価・見直す
```

迷ったら、**「今を知らずに将来は見積もれない。将来を知らずに必要な構成は決められない。案を作らずに評価はできない」**と考えます。

## 直感的な説明

例えば、現在1,000人が利用しているシステムがあるとします。

今はサーバ2台で問題なく動いていても、数年後に利用者が5,000人へ増えるなら、そのままでは処理能力が不足するかもしれません。

そこで、次のように考えます。

```text
今はどのくらい使っている？
↓
将来どのくらい増える？
↓
何台・どの性能が必要？
↓
その構成で本当に足りる？
```

これがキャパシティプランニングの基本的な考え方です。

## 定義・仕組み

キャパシティプランニングでは、将来も必要なサービス水準を維持できるように、処理能力や資源量を計画します。

対象になるものには、例えば次があります。

- CPU性能
- メモリ容量
- サーバ台数
- ストレージ容量
- ネットワーク回線
- 同時利用者数
- 1時間当たりの処理件数

### 1. 現状を把握する

最初に、現在のシステムがどの程度使われているかを確認します。

```text
CPU使用率
メモリ使用量
処理件数
応答時間
利用者数
```

ここで重要なのは、いきなり新しいサーバ構成を決めないことです。

まず現状を知らなければ、どれだけ能力を増やす必要があるか判断できません。

### 2. 将来を予測する

次に、新規業務や利用者の増加などから、将来必要になる処理量を予測します。

```text
現在 1,000人
↓
新サービス開始
↓
将来 5,000人になる見込み
```

この段階では、**将来どの程度の負荷になるか**を考えます。

### 3. 必要な構成を検討する

将来予測をもとに、必要なシステム構成を考えます。

例えば、

```text
サーバを増やす
CPUを高性能化する
並列処理を採用する
回線を増強する
```

といった案を検討します。

### 4. 構成案を評価・見直す

最後に、作成した構成案が本当に適切かを評価します。

性能だけでなく、必要に応じてコストや拡張性なども確認します。

```text
構成案を作る
↓
十分な性能がある？
コストは妥当？
将来さらに増えても対応できる？
↓
必要なら見直す
```

つまり、**案を評価する作業は、案を作った後**に行います。

このテーマは、基本情報技術者試験のシステム戦略やシステム化計画と関係する内容です。公式の出題範囲やシラバスは、[IPA：基本情報技術者試験](https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html)から確認できます。

## 科目Aでどう出る？

科目Aでは、キャパシティプランニングの作業を正しい順番に並べる問題に注意します。

特に、次の4段階へ言い換えると判断しやすくなります。

| 問題文の内容 | 役割 |
|---|---|
| 稼働状況や性能情報を調べる | 現状把握 |
| 新規業務や処理量を見積もる | 将来予測 |
| サーバ台数などを決める | 構成検討 |
| 構成案が適切か確認する | 評価・見直し |

試験中は、次の順番を先に作ります。

```text
現状
→ 将来
→ 対策案
→ 評価
```

### なぜこの順番になる？

順番を暗記するより、前後関係で考える方が安全です。

```text
現状を知らない
→ 将来どれだけ増えるか比較できない

将来の負荷が分からない
→ 必要な構成を決められない

構成案がない
→ 構成案を評価できない
```

そのため、自然に

```text
現状把握
→ 将来予測
→ 構成検討
→ 評価
```

となります。

## どんな場面で使う？

キャパシティプランニングは、システムを新規導入するときだけでなく、稼働後に利用量が増える場合にも使われます。

例えば、

- 利用者数が増える
- 新しい業務を追加する
- データ量が増える
- 処理件数が増える
- サービス時間を延長する

といった場合です。

また、キャパシティプランニングで考える処理能力や応答時間などは、[非機能要件とは？](https://stemtazoo.github.io/fe/non-functional-requirements/)とも関係します。

非機能要件で「どの程度の性能が必要か」を定め、キャパシティプランニングでは、その性能を将来も満たせる構成を考える、と整理すると学習がつながります。

## よくある誤解・混同

### 誤解1：最初に必要なサーバ台数を決める

先に構成を決めるのではありません。

まず現状と将来の負荷を把握してから、必要な構成を検討します。

```text
サーバ台数を決める
→ 最初ではない

現状把握・将来予測
→ その後に構成検討
```

### 誤解2：現在の最大負荷だけを見ればよい

キャパシティプランニングでは、現在だけでなく**将来予測される負荷**も考えます。

現在は余裕があっても、利用者や処理件数が大きく増えるなら増強が必要になることがあります。

### 誤解3：構成案の評価を構成検討より先に行う

評価する対象がなければ評価はできません。

```text
構成案を作る
↓
評価する
```

の順です。

### 誤解4：性能だけを考える

処理能力は重要ですが、構成を決めるときにはコストや拡張性なども無視できません。

FE試験では、まず**将来の必要能力を満たすための構成を計画する**という目的を押さえます。

## まとめ（試験直前用）

- キャパシティプランニングは、**将来の負荷にも耐えられる処理能力を計画する**。
- 基本順序は **現状把握 → 将来予測 → 構成検討 → 評価・見直し**。
- 「稼働状況を調べる」→ 現状把握。
- 「新規業務・処理量を見積もる」→ 将来予測。
- 「サーバ台数を決める」→ 構成検討、「案が適切か確認する」→ 最後の評価。
